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Farmnoteのデザインを「社長」が作る理由

こんにちは、小林です。

Farmnoteエンジニアの田名辺さんが「Farmnoteの基本アーキテクチャご紹介」を書いてくれたので、私はフロント側、いわゆるデザインについてお話ししたいと思います。

まず、Farmnoteの画面(デザイン・HTML・CSS)はすべて私が開発しています。

そもそも社長のおまえがやっちゃダメだろ!と思われるかたも多いと思いますが、私はスタートアップの社長こそ自分でデザインもしくはエンジニアリングを行って、開発に積極的に関わることが重要だと思ってます。

プロダクトの質=事業の成長確率

私はプロダクトの質は成長にもっとも影響を与えると信じています。単にいいものを作るのではなく、社長自身が命かけて事業やっているわけですから、プロダクトに命を吹き込む=いわゆる「ビジョン」を吹き込むことで人々に共感してもらう、そしてファンになってもらうということが重要だと思います。つまりプロダクトを徹底的に作り込むことが重要だと思っています。

当然、ファンを増やすためには顧客のことを最も知っていなければなりませんから、私はまず最も重要視している行動は顧客先に行くことです。そしてお客さんと同じ目線に立ってものが作れるだけの知識を手に入れて、お客さんが気づいていないポイントを製品に込めます。

お客さんはITのプロではありません。しかし我々は現場のプロではありません。この両者が歩み寄るためには絶対的な会話量が多くなければならないと信じています。

私はお客さんの声をとにかく聞きます。お客さんの未来がこうなったらいいな、というビジョンを吹き込んだ機能開発の時は「顧客の声を大量に集めて、未来を想像しながら」機能設計していきます。そしてその機能を顧客にぶつけてみ反応を見ながら実装していきます。

とにかく、

  1. 顧客の声を聞く
  2. 未来を想像して設計する
  3. 実際にぶつける

を繰り返すことで製品の質を高めていっています。

しかし、そうなると開発のロスが幾つも出てくることになります。いわゆる数打ちゃ当たる理論なので、無駄な工数はできる限り使いたくないスタートアップにはきつい作業です。

しかし、そもそも私たちの場合は、酪農・肉牛経営を知りません。牛も知りません。でもこの世の中を変えたいと思ったら机で考えるより行動、つまり誰よりも数多く顧客に意見をぶつけていくことがプロダクトの質に最も貢献すると思っています。

そして、顧客に対する最終的な意思決定は「社長しかできません」。初期段階で最も重要であるプロダクトを手放してしまうということは、成長を手放すのと同義だと思っています。

が、さすがに社長業やりながらここまでやるのは相当きついので、そこを効率化することがポイントだと思っています。

FarmnoteではBootstrapをベースにFarmnote独自のコンポーネントを追加して開発しているので、エンジニア側がコンポーネントの追加をほぼHTMLだけで自由にできるようにして私の負荷を下げています。

それによりUI開発の速度を劇的に改善して、顧客へぶつけるスピードを高めています。

ちなみにFarmnoteでは元デザインを起こすようなことはあまりしません。まずHTMLを書いてモックを作り、直接顧客に見てもらい、フィードバックを重ねていく手法を取っています。(さすがにかなり大掛かりなデザインは元を起こすことはあります)

次回は「Farmnoteの画面開発で心がけている3つのこと」をお話しする予定です。

お楽しみに〜

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